私とましろのこれまでの話

  FUN part2 Advent Calendar 2019 - Adventar 23日目の記事です。

 昨日の記事は、やととくんの【android初心者がLottieを使って簡単にアニメーションを追加できた話 - Qiita】です。

 

 

 不思議なことにアドベントカレンダー二回目です。穂乃夏です。今回は私のアイコンでもある、ねこのお話。

 ありがたいことに、未来大界隈ではそれなりに見たことあるねこという認識をしてもらえてるんじゃないかなぁと思っています。よくこのねこTwitterで見たことある、と言ってもらえます。嬉しいですね。

 

 このねこ、名前をましろと言います。真っ白なので。誕生日は4月6日です。白なので。

 たまに勘違いされますが、性別はオスです。だからといってどこに反映されるわけでもありませんし、これを知ったからといってあなたの人生が豊かになるわけでもないので、使えない雑学程度に覚えておいてください。ちなみに彼のことをちゃん付けで呼んでも一向に構いません。可愛ければなんだっていいのです。

 

 制作秘話、なんてお綺麗で心を躍らせる楽しそうな話が出来れば良かったのですが、生憎そんなものありません。いやきっとあったのでしょうが、あまりに昔過ぎて忘れてしまいました。なんたって、この子が最初に私の手で描かれたのは4年前です。嫌なことは大体一晩寝れば忘れ、5分前に母にされた頼まれごとすらきれいさっぱり忘れ去れる私には地球の誕生と同じくらい昔の話です。私にも華のセブンティーンなんて頃があったのです。セブンティーンアイスソーダとバニラが渦巻きになってるやつが好きです。

 話を戻しましょう。ましろを初めて描いたのは、覚えている限りでは高校2年の夏でした。学校祭の準備をしていた、夏の暑い日。学校祭って各校オリジナルのうちわを作ると思います。裏面が白くて、寄せ書きのように書けるもの。友人のそのうちわに、何か描いてと頼まれ、私はとっさに可愛いと思う、好きだと思う要素を詰めた大好きなねこという生き物を描きました。主張し過ぎない目と、三角形の口、なんかよくわからないが添えられた手。私はストレートに可愛いキャラクターが好きで、わかりやすく簡潔なものが好きです。一番好きなポケモンはウパーです。あとは絵が上手くないので凝ったものは描けません。彼女とは少々疎遠になってしまいましたが、どこかで元気に生きていてくれればいいなぁと思います。

 次の記憶は高校時代のテスト用紙です。テストって時間が余ったら余白に落書きしますよね。しない?優秀なんですね。そしてこれがその時の落書きです。

 

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 可愛くないですね、わかります。でも画力って実は上がるんですよ。

 

 それでなぜ、ここからこんなにも私を代表するコンテンツになったかと言うと、主に二人ほどの友人のおかげでした。

 一人はかの有名な某狐さんです。なんのきっかけか、彼女にイラストを見せました。

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 見たことあるよねこの構図。彼女はいたく気に入ってくれました。LINEスタンプ作ってと言っていたような気がします。違ってもゆるしてねうだ 狐。

 その時の私は作る気はあれど極度のめんどくさがりのせいで一切手を付けていませんでした。そもそもこの時点ではペンタブすら持っていません。これが確か、2年前の夏頃の話です。

  これはスケジューラーのために描いたましろです。狐にペンタブを借りて描きました。最高に可愛いですね。この頃はまだましろという名前も無いので、しろいねこと呼ばれていました。

 

 

 そして時は進み秋になります。この頃には少しずつましろを描いてはTwitterにあげていました。

 そして私とましろの人生の分岐点2人目。彼女はTwitter界隈で騒ぐタイプではないので特筆しません。ただ、私にLINEスタンプ作って、と言った人です。

 なぜ彼女に言われて作るようになったのに、前回狐に言われてもやらなかったのか、と訊かれれば、前回は機材が無かったこと、私があまりにもましろを描き慣れていなかったことが挙げられます。加えて、この時彼女とは私が彼女のやりたいことを後押しして、彼女が私のやりたいことを後押しする、という構図がありました。誰かに喜んでもらえるのは嬉しいし、ましろも描き慣れてきたころだし、そろそろ挑戦してみようか、という気持ちでスタンプの制作を始めます。

 

 Q, ところでLINEスタンプのイラスト、40個って多くないですか?

 A, 非常に多いですね。心が折れそうになります。

 

 Q, そんな時には、どのようにモチベーションを保っているのですか?

 A, うちのこせかいいちかわいいな~~~~~~~~~~!!!!!!!!!って思いながら。

 

 まぁそんなこんなでスタンプ第1弾が出来ます。今見たら絵柄がひどいので書き直したいのですが、まぁ出来ないのでこれもご愛敬としておきます。これが2年前の冬のお話。多分ましろという名前が決まったのがこの頃で、公開したのがもう少し先の年末だった気がします。今ではありがたいことに定着しつつあるこの名前も、実は最初からあったわけではないのです。

 

 そして私が2年生になった年の4月、つまり第1弾が出てから4か月後、スタンプ第2弾を作りました。なんというスピード。なんという筆の速さ。今の私からは想像もつかないですね。4か月で40個絵描くってことは1か月で10個描いてるんですよ?????(???????????)

 そしてそこから、次作が作られることはありませんでした。

 令和になったらスタンプ作るとどこかの誰かが言いました。平成の自分よ。ふざけるな。

 今年中にスタンプ作るとどこかの誰かが言いました。過去の自分よ。あと一週間ちょいで今年は終わるが進捗は死んでる。

 無謀なことは言いません。来年には作りたいです。それよりもパーカー欲しいです。

 

 そして今年になって、どうしてかプロジェクト担当教員に気に入っていただけて、いろいろなところにちょくちょく登場するようになりました。先生がゴーサインを出してくれたのでどこまでも突っ切りました。楽しかったです。今年の成果発表、ビーコンプロジェクトのブースで君はいくつましろを見つけられたかな!!!!!

 

 

  なんだかこうやって書いていたのも少しずつ叶っているような気がしてきます。有難いですね。これからも描いていきたいですね。ちなみにこの時「スタンプ第3弾出ますように」って書こうとしたら某狐さんに「それはお前の努力だ」って怒られました。ごもっともです。次に織姫と彦星が出会う時までには作り上げたいです。

 

 さて、ここまで私とましろの軌跡を書いてきましたが、ここからは純粋にましろの可愛いところを書きたいと思います。親バカでもなんでも言ってください。ましろファンクラブ会員第一号の座は譲りません。

 

ましろのかわいいところ

存在

 

 

 

 ここまで書いておいてなんですが、未来大にほぼ関係なくてさてどうしようかという気持ちです。いつか未来大の看板キャラになったらこのブログ引っ張り出しておいてください。

 さて、だらだらと書くようなネタでもないのでここらへんで。これからも気が向いたらましろのことを可愛がってもらえると大変嬉しいです。二次創作歓迎なのでぜひ描いてやってください。

 

 アドベントカレンダー、二回もお邪魔させて頂きありがとうございました。有益なことはまぁ書いていないですが、他の方々の箸休め程度に楽しんで頂けていれば幸いです。それでは皆様良いお年を。それより先にメリークリスマスですね。それではまた、どこかで。

 

 

 ちなみに夢はましろのぬいぐるみ化です。ましろを抱きしめて寝たいです。

世界と繋がれない話

 FUN Advent Calendar 2019 16日目の記事です。

 昨日の担当はloweneくん【僕のP2HACKS譚 - Qiita

 

 初めまして。この半年余りでWiFiの人という不名誉極まりない称号を得てしまいました。穂乃夏です。

 今年六月に新調したPCがWiFiに繋がらない話です。あほらしいと思うかもしれませんが、それはあなたのPCがWiFiに接続できることを当たり前としているからではないでしょうか。ネットワークに接続できること、それは本当に当たり前なのでしょうか。今一度、その当たり前を見直してみてはいかがでしょうか。

 ちなみに私は当たり前であるべきだしこんなことがなければ『WiFi繋がらない不具合出るPCとかあるの?うける』とか言っていたと思います。WiFiの繋がらないノートPCなんざ14万の文鎮です。

 

 

 さて、かねてより推奨機のディスプレイに不満を持っていた私は、親との激闘の末に令和元年六月に新しいPCをお迎えすることができました。友人に相談に乗ってもらいながら、Mac派閥とDell派閥の声を振り切り「みためめっちゃかっこいい(IQ3)」との理由で選んだ子、やはり購入から半年経った今でも最高に格好いいと思います。このフォルムとバックライトキーボードが最高にかっこいい。USBも刺さるしHDMIも刺さる。素敵。君以上のルックスなんてこれから先出会うものか。緩衝材のマシュマロで遊んだり、コルタナちゃんと戯れながら初期設定を終え、それから彼は私の相棒になりました。見た目だけでなく動きまで格好いいところも見せてくれました。──まぁ、たった一か月ですが。

 六月末締め切りのインターンに応募するため、ポートフォリオを作っていた初夏の頃です。あれは忘れもしない木曜日の話でした。プロジェクト担当教員のOSの講義を受けて、幸せな気持ちで家に帰り、作業しようとPCを開いた私の目に飛び込んだのは、見慣れないモニタと赤いバツマークのアイコン。その時の私はこれから始まる長い闘いのことなど知るよしもなく、機嫌が悪いのだなくらいに思っていました。大体のことはすぐ忘れ去れるハッピーな頭をしているので記憶が無いのですが、多分すぐ直った気がします。

 

 たまたま調子が悪かった、あぁ、そうだったならどれだけ良かったのでしょう。

 次の異変は一週間後でした。家に帰ってPCを開き、再び悪夢。Twitterで叫べば有識者が助けてくれて、なんとかその時は直りました。ここから薄々何かがおかしいと勘付き始めます。

 

 一週間あったWiFiの繋がる期間が三日になり、一日になり、数時間になり、数十分になり、ついには何をしても繋がらなくなりました。これはサポート案件です。ネットに載っている、似た状況に陥った人の対処方法を見て片っ端から試そうともどれも長くは続かなかったのですから、手の打ちようがありません。『これで私は完治しました!』と記事の最後によく書かれる一文にはお門違いですが殺意すら覚えました。

  しかしその頃はプロジェクトの中間発表で、せめてポスター等の色味が見たいからそれまではどうしても修理に出したくありませんでした。ですので、有線LANの繋がる場所でのみ授業がある日には新しい子、空きコマなどで有線LANの保障がない日には推奨機を持って登校、という日々を続けていました。

 ちなみに同時期にヒューマンインタフェースでWebサイトの作成を行っており、どちらかと言えばそっちの方が画面の色味やらが大事だったのですが、もうそんなことはどうでも良かったのです。だってテストが終わる期間まで修理出せないのは困るので。

 

 そして修理に出す日、クロネコヤマトのパソコン宅配便サービスで東京へ旅立っていった彼に代わり、推奨機が相棒の座に返り咲きました。推奨機の呪いじゃね?と囁かれたのはこの頃だったでしょうか。ふぁ~~~~~~~ディスプレイ~~~~~~~~~~

 夏休み、実家への帰省と修理終了のタイミングが重なったため、彼は私の実家へ送り返されました。そして帰省した私と、約二週間ぶりの対面。実家のWiFiに見事繋がり、やっと安寧の日々が得られたのだと、そう思いました。

 

 夏休みが終わり、後期に入り、心配していた学校のWiFiとも仲良くやれているようでした。しかしその平穏な日々も長くは続かなかったのです。

 講義中繋いだ有線LANを抜き、PCをスリーブモードにして次の教室へ向かいました。そして開いたPC、幾度となく見てきたものの、最近目にすることの無くなった、地球のマーク(確か夏頃のWindowsupdateでネットワークに接続していない時のアイコンが変わりました)。接続できるネットワークがありませんの文字。これを絶望と呼ばずして何と呼ぼうか。崖から突き落とされる気持ちでした。一度信じたものに再度裏切られることは、とてつもなく苦しいことです。それならば、淡い希望など抱かせてほしくなかった。この辺りから、随分WiFiが繋がらないことをネタにし出した気がします。ネタに昇華でもしていなければ、つらくてやっていられないのです。

 

 

 

 なんだか虚しくなってきました。WiFiが繋がらないだけでここまでネタを提供できることを褒めて毎日口座に五万振り込まれてほしいです。

 とまぁ、二度目ともなれば慣れたもので、一度目の時にやったあらゆる手を尽くそうとも繋がらないことを悟った時、さっさとサポートに電話してしまうことを覚えました。人間というものは学習する生き物ですから。修理をするから送ってくれと言われ、業者を指定されたので一度目の宅配サービスは使用できず、自力で梱包をするところから戦いは始まりました。面倒臭がっている間に東京にはとてつもなくやばい台風が来てそんな中送ることも出来ず、気が付けば修理依頼の電話をしてから三週間経ってからの発送になっていました。こういうところがずぼらと親に文句を言われる所以です。

 私が発送にかけた時間はなんだったのか、東京着から二日程度で修理を終えたうちの子を再び迎え入れ、第三タームです。季節はすっかり秋になっていました。

 

 二度あることは三度あると言いますが、だからといってそれを体現する必要などどこにも無いとは思いませんか?

 私だって人間なので、いい加減腹が立つというものです。ちなみにネットワーク接続が無い時の地球のアイコンはトラウマになりました。ネットワーク接続がありませんじゃないのです。探せ。

 今日も楽しく作業のために、PCを開いたある冬の日。これまでのことがあったから慎重に、大事に使ってきたはずのこの子は、またも私の想いに応えてはくれませんでした。もう三回目ともなると慣れを通り越して貫禄すら出てきて、焦らず再起動、それでも直らなければしばらく復旧は難しいので、余計な時間をかけずさっさと有線LANを繋いで大人しく忘れてしまうのが吉です。大体次の日一度点けて、再起動をかけると繋がるようになります。しかしこの騙しだましの戦法も、いつまで続くかわかりません。いつかぷっつりと、何もかも手放されてしまう日が来るかと思うと、怖くて夜しか眠れません。私の長い闘いは、まだ終わりを迎えていないのですから。

12月15日追記:もうここ三日ほど繋がる兆しが無く、上記の方法すら通用しなくなってきました。死ですね。

 

 

 ここまで私の半年に及ぶ壮絶なドキュメンタリーではありましたが、少しくらいはこれを読んでいる皆さんのためになることでも書いておこうかと思います。

 

WiFiが繋がらなくなった時にやること

 

再起動

大体直る。

 

ドライバやOSの更新の確認

だいじ。よく更新されてないから繋がらなかった~~~~ってことがあります。まぁ私の場合したって直らないんですけど。

 

バイスのアンインストール

バイスマネージャーからネットワークアダプタを開いて、該当するものを右クリックしてアンインストールし、再起動をかけます。三日くらいもつことがあります。WiFiの設定が無に還るしあんまり効かない気がするし何やってるかあんまわかってないのでおすすめはしないです。

 

メーカーのサイトからドライバのダウンロード

大体メーカーのホームページ行けばサポートのところにこの項目があると思うので、自分のPCに合うものをダウンロードして色々やれば割と直ります。私は最長一週間もちました。

 

修理

奥の手にして最強。まぁ直ります。最長二か月もちます。

 

最初の頃はどうにか自力で直せるんじゃないかと死ぬほど色々やりましたが、ちょっと延命するだけで大体は時間の無駄でした。繰り返すようならさっさと修理に出してQOLを上げましょう。それか50メートルくらいのLANケーブル買いましょう。これは私が友人によく言われるネタですが、私は絶対に嫌です。

 

 

 さて、長々と書いてしまいましたが、これを読んでいる大半の人は毎日当たり前にWiFiの繋がる世界で生きているのでしょう。それは羨ましくて、どうして私にはそんな当たり前すら手に入らないのだろうと思ってしまいます。多分前世で電波塔2,3本折っているのではないでしょうか。

 その当たり前を当たり前のまま受け取るばかりでなく、感謝の意を持って生きて欲しいと思います。一つアドバイスですが、新しいPCを買う時にはWiFiの繋がるPCがおすすめです。

 

 まぁ私はこの子がどうにも好きなので、これからも根気強く付き合っていこうと思います。だからといっていつまでも繋がらない不具合を許容し続けるわけではないので、そこは履き違えないでください相棒さん。

 

 頼むから自覚しろ14万。